cinemavera

近日上映予定

  • 復活!玉石混淆!? 秘宝発掘! 新東宝のディープな世界

  • 2023/10/07 ~ 2023/10/27

お馴染み新東宝レアもの祭り!

■特別上映『最後の女たち』
料金:1300円均一/ポイント鑑賞不可

【スタンプラリー開催!】
今年もスタンプラリーを行います。18作品をご覧になったお客様には「名画座手帳2024」を進呈。是非ご参加下さい。


上映作品のクレジットデータサイト
http://nipponeiga.com/vera/shintoho/

  • 上映予定作品一覧(全21本)

虹を抱く処女
續向う三軒両隣り 第三話 どんぐり歌合戰
霧の第三棧橋
君ゆえに
森繁のやりくり社員
人形佐七捕物帖 裸姫と謎の熊男
男が血を見た時
天の夕顔
續向う三軒両隣り 第四話 恋の三毛猫
續 チャッカリ夫人とウッカリ夫人 底抜けアベック三段とび
花と波濤
暁の非常線
荒原の掠奪者
湯の町姉妹
月が出た出た
母の秘密
慈悲心鳥
あばれ行燈
美男をめぐる十人の女
東海道非常警戒
最後の女たち
  • 『虹を抱く処女(87分/デジタル)』

  • 虹を抱く処女(87分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1948年
    監督:佐伯清
    出演:高峰秀子、上原謙、若原雅夫、田中春男、寺島新、宇野重吉、三村秀子、水原久美子、落合富子、香山みち子、一の宮あつ子
    結核のブルジョア作曲家が訪問看護婦と恋に落ちる。白衣の天使そのもののように美しいが、そこはデコちゃん。「彼への気持ちは自分に酔っているだけでは?重病人との結婚は無理では?」という自分ツッコミも忘れない。実際に結核を患っていた早坂文雄(本作の音楽を担当)をモデルにしており、キラキラと美しい二人を堪能するメロドラマ。
    ©国際放映

  • 『續向う三軒両隣り 第三話 どんぐり歌合戰(79分/デジタル)』

  • 續向う三軒両隣り 第三話 どんぐり歌合戰(79分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1950年
    監督:齋藤寅次郎
    出演:柳家金語楼、飯田蝶子、江川宇礼雄、河津淸三郎、野上千鶴子、美空ひばり、淸川虹子、田崎潤、田中春男、杉山美子、江戸川蘭子、淸川玉枝、浦邊粂子、前田正二
    人力車引きの金語楼のご近所騒動。高級官吏だった江川宇礼雄が失業、娘の美空ひばりは納豆売りをし、義母の飯田蝶子は近所からモノを借りまくるが…。成金(清川虹子)もいれば、戦災孤児や失業者、引揚者も溢れる戦後東京だが、人の心は温かい。三話・四話は続きものだが、一話・二話とは独立している。
    ©国際放映

  • 『霧の第三棧橋(91分/デジタル)』

  • 霧の第三棧橋(91分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1953年
    監督:内川清一郎
    出演:三浦光子、舟橋元、沼田曜一、安西郷子、柳永二郎、鳥羽陽之助、江見緑哉、横尾泥海男、山本礼三郎、若月輝夫、冬木京三、鮎川浩、大山健二、小倉繁、髙松政雄、島津猛、中原謙二、沢村昌之助、莊司肇、加藤欣子、児玉一郎
    中国人ギャングを追う警官の沼田。そこに検疫官の舟橋が絡む。クヨクヨ小太り舟橋が美女2人に惚れられたり、「日本人ダメ。もっと大きいことスル。」が口癖のボスが闇のドル買いするだけだったり、なのに警察総動員で銃撃戦始めたりムチャが多いが、死屍累々のラストの迫力は凄い!そして、“敗戦国・日本”という裏テーマが作品全体に鳴り響いている。
    ©国際放映

  • 『君ゆえに(89分/デジタル)』

  • 君ゆえに(89分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:野村浩將
    出演:中山昭二、安西郷子、美雪節子、舟橋元、新倉美子、宮川玲子、片桐余四郎、和田孝、鳥羽陽之助、十朱久雄、御橋公、三好栄子、清川玉枝、花岡菊子、若宮清子、千明みゆき、高松政雄、國創典、竹中弘直、松下猛夫、相田春男、児玉一郎、新井麗子、大原榮子、伊勢由季子、鈴木幸枝、澤井一郎、松本朝夫、水島道太郎、小夜福子、菅井一郎
    親代わりに育てた恩をたてに安西郷子に金持ちとの結婚を迫る叔母・三好栄子。反発し上京した安西は自立を目指すが、恋した相手も親戚に結婚を強いられていた! 典型的なすれ違いメロドラマながら、結婚前に好きな人とお泊りデートし、自ら運転して式場から彼の元に向かう安西の現代的かつ毅然としたキャラが斬新。もちろん安西の輝くような美貌と衣装も見どころ。
    ©国際放映

  • 『森繁のやりくり社員(92分/デジタル)』

  • 森繁のやりくり社員(92分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1955年
    監督:渡邊邦男
    出演:森繁久彌、杉葉子、久保菜穗子、小笠原弘、髙島忠夫、曉テル子、新倉美子、遠山幸子、相馬千惠子、髙田稔、岡讓司、東山千栄子、千田是也、益田キートン、岸井明、阿部九州男、江川宇礼雄、中村彰、天知茂
    ラジオプロデューサーの森繁はスポンサー獲得に奮戦中。家庭では働く妻と家事を分担しているが、家の主導権は徐々に妻に…。ドジでも金欠病でも明るく歌ってポジティブに生き奮闘するサラリーマン・ミュージカル・コメディ。高島忠夫、杉葉子、久保菜穂子の他、東山千栄子や千田是也らが本人役で出演している
    ©国際放映

  • 『人形佐七捕物帖 裸姫と謎の熊男(83分/デジタル)』

  • 人形佐七捕物帖 裸姫と謎の熊男(83分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1959年
    監督:山田達雄
    出演:中村竜三郎、松浦浪路、小畑絹子、細川俊夫、伊達正三郎、小髙まさる、鮎川浩、若宮隆二、広瀬康治、川部修詩、國創典、守山竜次、髙松政雄、小濱幸夫、大谷友彦、髙村洋三、村野英子、美谷早百合、朝倉彩子、倉橋宏明、泉田洋志、渡邊髙光、三宅実、小森敏、嵐寛寿郎
    おなじみ「お許し下さい、旦那様」から始まる横溝正史原作捕物帖。ある夜、犯され自殺したはずの雪と熊男(!?)が現れエロ商人が殺される。さらに次々と商人たちが狙われ…。雪に瓜二つのお姫様、「源」と名乗る殺し屋。そして2人の熊男の正体とは!? 五年前の松平藩御用金横領事件と悪徳四商人の関係を佐七が追う。タイトル負けしない内容の時代ミステリー。
    ©国際放映

  • 『男が血を見た時(71分/デジタル)』

  • 男が血を見た時(71分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:三輪彰
    出演:三ツ矢歌子、松原緑郎、浅見比呂志、沼田曜一、中村虎彦、高宮敬二、鳴門洋二、迫田政彦、森本千太、津川豊、正木正、原田一雄、藤川弘志、吉田昌代、扇町京子、松原由美子、大倉寿子、九條明子、中美架子、美谷早百合、秋山れい子、青木エミ、徳大寺君枝、勝又馨、魚津四郎、上林詢、古沢正利、溝口幸、北条浩一,美川恵子、若緑映子、可児朱実野辺澄栄、篠田淑子
    譲二(松原緑郎)はひょんな事から知り合った達(浅見比呂志)から単車クラブ「ブラック・ジャガー」に誘われる。新たにクラブに加わった令嬢・京子(三ツ矢歌子)を巡り譲二と達は互いに張り合うが…。当時流行り始めたカミナリ族に目をつけた大蔵貢の企画で作られたスリルとスピードに命を賭ける青春物。とはいえ彼らのクラブはわりと健全。バイクの走行シーンは本物のカミナリ族の協力によるもの。(解説:下村健)
    ©国際放映

  • 『天の夕顔(77分/デジタル)』

  • 天の夕顔(77分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1948年
    監督:阿部豊
    出演:高峰三枝子、藤川豊彦、田中春男、南省吾、水原久美子
    山で田中春男を助けた男が(棒読みで)語る自らの人生。高校生から思い続けた高峰三枝子は人妻になるが、夫はパリで浮気中。人妻から送られた「アンナ・カレーニナ」「ボヴァリー夫人」と栞に書かれた恋文。これで口説かない珍妙な男と、絶対に夫と別れない女の不毛なメロドラマ。ラストにビックリ映像が待っている!
    ©国際放映

  • 『續向う三軒両隣り 第四話 恋の三毛猫(81分/デジタル)』

  • 續向う三軒両隣り 第四話 恋の三毛猫(81分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1950年
    監督:齋藤寅次郎
    出演:柳家金語楼、飯田蝶子、江川宇礼雄、河津淸三郎、野上千鶴子、美空ひばり、淸川虹子、田崎潤、田中春男、杉山美子、江戸川蘭子、淸川玉枝、浦邊粂子、前田正二、伴淳三郎
    第三話の続き。金語楼が養子にした戦災孤児の健吉が家出して近所中が捜索。一方の健吉は生き別れの兄を探す。そんなとき出奔していた清川の父(伴淳)が戻り…。兄弟も再会を果たしメデタシ、メデタシ。美空ひばりが小学生とは思えない歌声を存分に披露する一作で、江川一家も幸せになる大団円篇。
    ©国際放映

  • 『續 チャッカリ夫人とウッカリ夫人 底抜けアベック三段とび(81分/デジタル)』

  • 續 チャッカリ夫人とウッカリ夫人 底抜けアベック三段とび(81分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1952年
    監督:渡邊邦男
    出演:轟夕起子、曉テル子、折原啓子、田崎潤、田中春男、江川宇礼雄、森繁久彌、横山エンタツ、柳家金語楼、清水金一、坊屋三郎、山茶花究、伴淳三郎、髙島忠夫、山中美佐、久保菜穗子
    夫が同じ会社勤めのチャッカリ夫妻(田崎と轟)とウッカリ夫妻(田中と折原)。そんな両家に迷惑な居候が押しかけるが…。居候の森繁は町内会の相撲大会、暁テル子は唄で大活躍。2人の就職もうまくいった矢先、伴淳のデタラメお化け話が町内を騒がせる。金語楼、エンタツ、坊屋三郎と喜劇人が勢ぞろいしたミュージカル・コメディ。
    ©国際放映

  • 『花と波濤(99分/デジタル)』

  • 花と波濤(99分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:松林宗惠
    出演:上原謙、久慈あさみ、岡田英次、筑紫あけみ、高杉早苗、山内明、夏川靜江、野上千鶴子、千明みゆき、長岡輝子、高田稔、淸水將夫、三原純、十朱久雄、山形勲、鮎川浩、有馬新二、児玉一郎、天地茂
    京都で職業婦人になった筑紫あけみは対照的な2人から求婚される。そんな筑紫が好きになったモテモテ彫刻家は女性に頼って生きている。井上靖原作、助監督に瀬川昌治。上原謙、岡田英次、久慈あさみと豪華な布陣の文芸メロドラマで、山形勲がチョイ役で出ている。現代的な女性の結婚話を通して、人間が自立する意味を問う一作。
    ©国際放映

  • 『暁の非常線(76分/デジタル)』

  • 暁の非常線(76分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1957年
    監督:小森白
    出演:天知茂、和田孝、沼田曜一、三ツ矢歌子、小倉繁、横山運平、舟橋元、大原讓二、廣瀨恒美、大江満彦、保坂光代、野々村律子、千葉徹、倉橋宏明、吉田欣裕、廣瀨康治、淺見比呂志
    天知茂と部下が犯人の連続銀行強盗。それを追う刑事・舟橋と記者・沼田。そこにヤクザ一家の跡目争いが絡む。サングラスに細身のスーツ姿の若き天知の冷酷な笑いにゾクゾクするが、そんなモダンな天知の正体が老舗ヤクザの代貸・馬島政吉(まじませいきち)だったとは!? 追い詰められた天知が仲間を全員殺し、一人逃走する終盤は最高。
    ©国際放映

  • 『荒原の掠奪者(88分/デジタル)』

  • 荒原の掠奪者(88分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1961年
    監督:下村堯二
    出演:宇津井健、松原緑郎、藤田進、万里昌代、瀬戸麗子、中野かほる、大友純、五月藤江、髙村洋三、晴海勇三、大谷友彦、宗方祐二、原田一雄、秋山要之助、岡竜弘、東堂泰彦、川部修詩、北川義朗、信夫英一
    モンゴルの大草原では黒衣馬賊と白衣馬賊が争っていた。しかし黒衣馬賊の頭(宇津井健)は残忍な弟(松原緑郎)に憎まれ、一家の絆はバラバラになっていた。そんなある日、宇津井が清朝の末裔の娘(万里昌代)を助けるが…。万里が秘密を握る皇帝の財宝探しが始まるかと思ったら、兄弟で女を争う展開になり、最後まで“血の相克”が物語を牽引する。
    ©国際放映

  • 『湯の町姉妹(82分/デジタル)』

  • 湯の町姉妹(82分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1961年
    監督:山田達雄
    出演:池内淳子、水原ユカ、沼田曜一、島倉征夫、花井蘭子、島倉千代子、小畑絹子、淺見比呂志、江見俊太郎、星輝美、由利徹、三條魔子、高宮敬二、御木本伸介、白川晶雄、林寬、德大寺君枝、菅原文太、伊達正三郎、花岡菊子、山下明子、上野綾子、万代裕子、若宮隆二、宮田文子
    伊香保の温泉旅館、お互いに惹かれ合いながらも煮えきらない旅館の娘・池内淳子と作家の沼田曜一を中心に、そこに集う人々の姿を描いたグランド・旅館・ムービー。新東宝の業務停止直前に公開された本作は既に多くのトップスターが去った中、それまでの新東宝を支えてきた脇役陣にスポットを当てフィーチャーした作品ともいえる。意外な役どころと思わせてちゃっかりとした強かさを見せる星輝美もナイス。(解説:下村健)
    ©国際放映

  • 『月が出た出た(76分/デジタル)』

  • 月が出た出た(76分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1951年
    監督:志村敏夫
    出演:花井蘭子、小林桂樹、星美千子、小堀誠、鳥羽陽之助、高杉妙子、内海突破、鶴田六郎、寺島新、高木昇、築地博、有馬新二、山田長正、石川冷、有木山太、鮎川浩、中原謙二、市丸、久保幸江、赤坂小梅
    父の強欲な会社経営に反発した雄作(小林桂樹)のもとに召集令状が届いた。家を飛び出し酔い潰れていた彼は芸者春駒(花井蘭子)に助けられ一夜を共にする。戦地から帰還した彼は再開を誓った春駒の姿を求め花街で流しのギター弾きとなるが…。大映から小林桂樹と星美千子を迎え、鶴田六郎を始め当時の人気歌手も助演する歌謡メロドラマ。雄作のラストの振る舞いはちょっと後の東映任侠映画ぽい?(解説:下村健)
    ©国際放映

  • 『母の秘密(90分/デジタル)』

  • 母の秘密(90分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:内川清一郎
    出演:轟夕起子、筑紫あけみ、小笠原弘、三浦光子、二本柳寛、城実穂、三原純、杉寛、津路清子、細川俊夫、丹波哲郎、山形勲、佐々木孝丸、千明みゆき、三原葉子
    渓流に浮かぶ死体。それは、有名デザイナーの二本柳だった。犯人は二本柳に旅館に連れ込まれ襲われた筑紫あけみと思われた。ところが、宿の女中・轟夕起子が自首し…。かつて上海租界でクラブの歌姫だった轟の戦後の変貌の原因は、そして二本柳、筑紫との関係とは!? 「血は水よりも濃い」を地で行く配役の妙にうなる一作。
    ©国際放映

  • 『慈悲心鳥(96分/デジタル)』

  • 慈悲心鳥(96分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:松林宗惠
    出演:角梨枝子、中山昭二、香川京子、和田孝、波多野憲、宇野重吉、斎藤達雄、安部徹、小川虎之助、髙田稔、邦千代子、久保菜穗子、小峰千代子、坪内美子、清川玉枝、小倉繁、鮎川浩、日吉としやす、生方賢一郎:武村新、久保春二、松本朝夫、髙松政雄、有馬新二、小森敏
    親友同士(金持ちと優等生)が令嬢を好きになるが、彼女は義母の意向で金持ちと結婚。恋に破れた優等生は検事になり、元親友の疑獄事件を担当することになる。宇野重吉、香川京子、斎藤達雄、安部徹ら豪華メンバーが脇を固める菊池寛原作のメロドラマ。人形のような令嬢が、夫の危機に際し初めて自分の意志で生きようと奮起する姿が描かれる。
    ©国際放映

  • 『あばれ行燈(83分/デジタル)』

  • あばれ行燈(83分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:渡邊邦男
    出演:鶴田浩二、香川京子、花柳小菊、田中春男、阿部九州男、岡讓司、滝花久子、二木てるみ、花岡菊子、山室耕、岬洋二、廣瀨恒美、鮎川浩、澤井三郎、原文雄、小森敏、山川朔太郎、三宅実、澤井一郎、髙村洋三、髙松政雄、信夫英一、小浜幸夫、村山京司、秋山要之助、山岡正義、大谷友彦、廣瀨康治、田崎潤、小堀明男
    仲間の藤太郎(田崎潤)から、子供の頃に飛び出してきり会っていない母に金を渡してくれるように託された渡世人秋太郎(鶴田浩二)。彼の故郷に向かうが、藤太郎の母おしの(滝花久子)に息子が帰ってきたと勘違いをされ…。股旅物の大家・子母澤寛の原作の映画化だが、産みの母が他人を自分の息子と思い込むのは些か無理筋の感も無きにしもあらず。(解説:下村健)
    ©国際放映

  • 『美男をめぐる十人の女(74分/デジタル)』

  • 美男をめぐる十人の女(74分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:曲谷守平
    出演:髙島忠夫、筑紫あけみ、久保菜穗子、宮城まり子、髙橋豊子、ジョージ・ルイカー、髙田稔、江畑絢子、杉山弘太郎、藤木の実、城実穗、小倉繁、沢井三郎、藤村昌子、御木本伸介、若月輝夫、竹原千恵子、田原知佐子、美舟洋子、扇恵子、山田美奈子、北沢典子、橘美千子、万里昌代、毛利啓子、千曲みどり、野々村律子、藤川洋子、芝田良子、桂京子、島はるみ、野崎善彦、宇田勝哉、築地博
    職業婦人が暮らす寮に山男がやってくる。髭面から一転、イケメンに変身した高島忠夫を利用しようと女たちは大騒ぎ。あげくに全員が高島に惚れて、協力して彼と社長令嬢との恋路を邪魔することに。令嬢宅の女中・宮城まり子も歌うロマコメ・ミュージカル。寮長のデザイナー・高橋とよを筆頭に衣装が素晴らしい。オープニングもおシャレ!
    ©国際放映

  • 『東海道非常警戒(82分/デジタル)』

  • 東海道非常警戒(82分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:山田達雄
    出演:宇津井健、小畑絹子、伊達正三郎、御木本伸介、中村虎彦、若宮隆二、高宮敬二、瀨戸麗子、中西杏子、小野彰子、大原永子、渡辺高光、高村洋三、廣瀨康治、國創典、大谷友彦、秋山要之助、高松政雄、加藤章、信夫英一、千葉哲也、岡竜弘、小浜幸夫、池月正、原田一雄、山口多賀志、北村勝造、北川義朗、小松俊輔
    刑事(宇津井健)と週刊誌記者(小畑絹子)が乗った神戸-東京間のこだま内で財閥令嬢の誘拐事件が発生する。社長が秘密裏に娘を取り戻そうとする中、女中が殺され…。企業合併に絡む暴力団、愚連隊、身内、いったい誘拐犯は誰だ!? 貧しい川崎の街で育った人間の哀しさを滲ませて展開するクライム・サスペンス。
    ©国際放映

  • 『最後の女たち(80分/16mm)』

  • 最後の女たち(80分/16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:楠田清
    出演:河野秋武、佐野浅夫、下元勉、信欣三、利根はる惠、津村悠子、石黒達也、金子信雄、芦田伸介、織本順吉、三田国夫、福地悟朗、武藤英司、高野二郎、木田三千雄、江崎厳、原泉、忍節子、中沢すみ江、原緋紗子、岡村千鶴子、加藤浩子、城久美子、水原佳代子、町田芳子、原田智子
    1944年、米軍の上陸が始まったサイパン島、住民たちの避難が始まるなか製糖会社社員牧村の妻淳子は日本軍軍曹原島に暴行される。それを知った牧村は原島も淳子も許せず苦悩するが、やがて米軍の侵攻も激しくなり彼らも玉砕へと追い詰められていく。日本社会党文化委員会の企画により製作された本作は住民の視点からサイパン島玉砕を描いているが、そこに登場する日本軍人は徹底して極悪非道の存在として描写される。多数の新劇人が協力したラストの群衆は圧巻。(解説:下村健)
    ©独立プロ名画保存会

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