cinemavera

近日上映予定

  • 香川京子 畢生の純情派

  • 2023/03/25 ~ 2023/04/07

日本映画の至宝・香川京子特集

特別上映▶『暁の合唱』『流轉』協力:国立映画アーカイブ
料金:1200円均一/ポイント鑑賞不可

【スタンプラリーキャンペーン】
本特集にて8作品をご覧になったお客様には、書籍『凛たる人生・映画女優 香川京子』(直筆サイン入り)をプレゼント!先着100冊限定です。

  • 上映予定作品一覧(全14本)

君と行くアメリカ航路
上海帰りのリル
姫君と浪人
明日はどっちだ
美しい人
女の暦
いらっしゃいませ
森繁よ何処へ行く
奥様は大学生
嵐の中の男
幽霊繁盛記
翼は心につけて
暁の合唱
流轉
  • 『君と行くアメリカ航路(79分/デジタル)』

  • 君と行くアメリカ航路(79分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1950年
    監督:島耕二
    出演:灰田勝彦、田崎潤、風見章子、香川京子、斎藤達雄、暁テル子
    デザイナーとしての成功を夢見るみどりは横浜の古い洋館の屋根裏を間借りし姉と二人で暮らしていた。そこへ洋館の元住人で今や大画家となった紳士が米国から帰国し...。轟夕起子が怪我をして撮影が中断した『東京のヒロイン』の穴埋めに急遽製作された作品ながら、モダンで愛らしい佳品。みどりを演じる香川京子がとにかくキュート!米国帰りのキザな画家斎藤達雄の怪演もお楽しみ!
    ※この作品はパートカラーで製作されましたが、現存プリントではその部分が欠落、黒味で音声のみとなります、ご了承下さい。
    ©国際放映

  • 『上海帰りのリル(82分/デジタル)』

  • 上海帰りのリル(82分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1952年
    監督:島耕二
    出演:水島道太郎、香川京子、森繁久彌、浜田百合子、津村謙
    上海租界のキャバレーに勤めるリル(香川京子)と彼女を護る2人の男(水島と森繁)が過ごす幸せな日々。戦後、引き上げてきた男たちは消息不明となったリルを探し続けるが…。津村謙の流行歌「上海帰りのリル」の映画化で、本人が歌うシーンがある貴重な作品。歌謡映画の決定版ともいえる作品。
    ©国際放映

  • 『姫君と浪人(82分/デジタル)』

  • 姫君と浪人(82分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1953年
    監督:志村敏夫
    出演:香川京子、堀雄二、左幸子、高杉早苗、飯田蝶子、小堀誠
    食い詰め浪人が一目見た大名の姫に命がけの恋をする。意地っ張りで率直で現代的なお姫様に香川京子がピッタリ、そしてイキナリの急展開にビックリ。浪人仲間の複雑な気持ちと友情に泣き笑いし、2人の守護神・飯田蝶子に心温まるロマンチック時代劇。高杉早苗と左幸子の女性陣も輝いている。助監督に石井輝男。
    ©国際放映

  • 『明日はどっちだ(96分/デジタル)』

  • 明日はどっちだ(96分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1953年
    監督:長谷部慶治
    出演:舟橋元、香川京子、島崎雪子、柳永二郎、三井弘次、宇野重吉、和田孝、小倉繁、新倉美子、宮川玲子、築地博、月村雪江、高峰秀子、池部良
    観客でごった返す後楽園球場、犯人が杖をつきながらターゲットの元へ向かう冒頭シーンがカッコイイ。麻薬をめぐる殺人に、事件を追う新聞記者・舟橋元と先輩記者の娘・香川京子とのほろ苦いロマンスが絡む一作。チョイ役で出ている高峰秀子にも注目!
    ©国際放映

  • 『美しい人(116分/デジタル)』

  • 美しい人(116分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:若杉光夫
    出演:宮城野由美子、香川京子、乙羽信子、上原謙、宇野重吉、滝沢修、山内明、清水将夫、芦田伸介、細川ちか子、波多野憲、伊達信、下元勉
    麻薬や宝石密売で儲けた金をもとに国家主義の復権を企てる闇商人が、戦争未亡人に殺された。その理由とはいったい!? 「戦中は若者を特攻に駆り立てた極右思想家、戦後は政界の影で蠢く上海帰りの闇商人」という実在の人物を思わせる怪人を滝沢修が熱演。家族や恋人を戦争で奪われ、敗戦後は辛酸をなめつくした女たちの魂の慟哭を聞け!

  • 『女の暦(100分/デジタル)』

  • 女の暦(100分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1954年
    監督:久松静児
    出演:香川京子、田中絹代、杉葉子、轟夕起子、花井蘭子、舟橋元、三島雅夫、三好栄子
    法事のため、故郷の小豆島で暮らす四女と五女の元に姉たちが帰ってくる。美しい島、家庭の事情を抱えながら強く生きる姉たち、五人姉妹の愉しいお喋り、そして家族の絆。全篇に暖かさが満ち溢れ、観る者を幸福にせずにはいない傑作。末っ子の香川京子の結婚話の顛末と可愛すぎるブタにもホノボノさせられる。
    ©国際放映

  • 『いらっしゃいませ(95分/35mm)』

  • いらっしゃいませ(95分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1955年
    監督:瑞穂春海
    出演:森繁久彌、香川京子、瑳峨三智子、中北千枝子、小掘誠、東野英治郎、浪花千栄子、伊藤絹子
    売れない画家の森繁が41歳でデパートに初就職したところ、何故か同僚の香川京子、専務の二号さん・瑳峨三智子、下宿の未亡人・中北千枝子から言い寄られる羽目になり…。当時の最先端であったキラキラしたデパートがナレーター役のロマンチック・コメディ。
    ©TOHO CO.,LTD

  • 『森繁よ何処へ行く(81分/35mm)』

  • 森繁よ何処へ行く(81分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:瑞穂春海
    出演:森繁久彌、杉葉子、香川京子、淡路恵子、岡田茉莉子、宝田明、斎藤達雄、津路清子、津山路子、若原雅夫
    トンネル建設に情熱を燃やす若き森繁は、夜は酒と喧嘩で荒れていた。そんな時、女医と運命的な出会いをし娘を授かるが…。早くに妻を亡くし娘(香川京子)のために生きた森繁の人生をシミジミと描く。香川京子の恋人(宝田明)の現代的キャラが面白い。溌剌として気が強い女医役の杉葉子、ラストに現れる岡田茉莉子の存在感が光る。
    ©TOHO CO.,LTD

  • 『奥様は大学生(79分/35mm)』

  • 奥様は大学生(79分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:杉江敏男
    出演:香川京子、中村メイコ、木村功、宝田明、北川町子、太刀川洋一、河内桃子
    女性が大学へ行くということ、仕事と家事と学業を両立する困難さ。今もある問題を、学生結婚した妻とその夫が乗り越えようとする姿を描く。シッカリ、チャッカリした奥さん大学生・香川京子のアイドル映画。中村メイコのナレーションも魅力的。
    ©TOHO CO.,LTD

  • 『嵐の中の男(92分/35mm)』

  • 嵐の中の男(92分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1957年
    監督:谷口千吉
    出演:三船敏郎、香川京子、小堀明男、根岸明美、磯村みどり、平田昭彦
    三船敏郎が熱血柔道青年を演じた青春活劇。日露戦争直後を背景としており、小村寿太郎や日比谷焼き討ち事件など時代色が強い作りになっている。破門した弟子に散々投げ飛ばされる師範の娘・香川京子は、助っ人の三船に惚れて東京まで追いかける。「好きな人はいるの?」と尋ねる香川の真っ直ぐな可愛さよ!
    ©TOHO CO.,LTD

  • 『幽霊繁盛記(94分/35mm)』

  • 幽霊繁盛記(94分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1960年
    監督:佐伯幸三
    出演:フランキー堺、香川京子、有島一郎、柳家金語楼、森川信、左卜全、和田孝、大村千吉、沢村いき雄
    舞台は江戸。葬儀屋の見習いをしているフランキーは医者の娘・香川京子と駆け落ちするが将来が不安。独立して稼ごうとするが…。死に時が分かる死神と葬儀屋が組んで商売繁盛というシチュエーションが可笑しい佐伯幸三監督によるブラック・コメディの佳作。バイタリティ溢れるフランキーと、シレっとしてユーモラスな有島一郎の死神のコンビが最高!
    ©1960東宝

  • 『翼は心につけて(116分/デジタル)』

  • 翼は心につけて(116分/デジタル) 上映スケジュール
  • 公開:1978年
    監督:堀川弘通
    出演:フランキー堺、香川京子、石田えり、荒井注、山口崇、山本圭、鈴木瑞穂、上村和也
    骨肉腫で右手を失った中学生の実話の映画化。彼女の天真爛漫さが、運命の理不尽さをいっそう際立たせる。これがデビュー作である石田えりが笑い、歌い、頑張る少女を熱演。両親(フランキー堺と香川京子)が必至で娘を支える姿が共感を誘う。自分を憐れむことなく運命に立ち向かう市井の人々を感動的に描いた堀川弘通の手腕が光る。
    ©翼プロダクション

  • 『暁の合唱(80分/16mm)』

  • 暁の合唱(80分/16mm) 上映スケジュール
  • 公開:1955年
    監督:枝川弘
    出演:香川京子、根上淳、伏見和子、高松英郎、北林谷栄、小沢栄
    清水宏に続く石坂洋次郎原作の映画化作品で、弟のため女学校進学をやめてバス会社に就職した香川がバスガールから運転手を目指す職業婦人映画。木暮実千代に代わって可愛さ爆発の香川京子がヒロインを演じる。悪人が一人もいない職場に恵まれながらも、同僚や乗客から人生の難しさを知り成長する香川。複数人の恋愛模様も爽やかで、小沢栄、北林谷栄など脇役も印象的。香川の歌声に乗って車が走り人生も走る!
    ©KADOKAWA1955

  • 『流轉(94分/35mm)』

  • 流轉(94分/35mm) 上映スケジュール
  • 公開:1956年
    監督:大曾根辰保
    出演:高田浩吉、香川京子、雪代敬子、北上弥太朗、三代目市川段四郎
    花形役者の成田屋と対立し一門を抜けた三味線の名手・進二郎(高田浩吉)は、見世物小屋の踊子(香川京子)に再起の希望を見出すが…。溝口や成瀬の名作芸道ものに悲恋物語を加えた井出雅人の脚本が冴える。最後の場面では成田屋役の市川段四郎の勧進帳と香川の舞が交互に映し出されるが、いずれも素晴らしい。香川自身が多くの主演作の中で最も印象的な作品と語る作品。
    ©1956松竹株式会社

新着情報

一覧を見る

アクセス


〒150-0044
東京都渋谷区円山町1‐5
KINOHAUS(キノハウス) 4F
03-3461-7703

メールマガジン

上映情報等をお届けいたします。
登録はこちらのボタンから空メールを送信してください。
メールマガジンの登録はこちらから